観劇日記

だいたいタカラヅカ。ときどきその他。

早霧せいなさんInterludeお渡し会 (2018 八重洲ブックセンター)

GW初日は!早霧さんの!写真集お渡し会でした!!!!!!!!!!!

 

 

 

緊張するとなにもしゃべれなくなった…

何か言いたいなら練習すればよかった…

というかお渡し会がどんなものか全く想定できてなかった…

今回の経験は次回に活かしたいと思います

 

もはや早霧さんがどんな格好してたかなんにも覚えてねえ。水色なイメージ。

あと頬骨が綺麗だった。ツヤ肌だった。

2人して「ありがとうございます」しか言ってないし、2回頭下げて帰ってきちゃった。あーあ。

 

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水色でしたね!正解!

 

なんだかとってもフラットな表情をしてらして、普段私が観られるのは役柄としての顔だったり、インタビューに答える「早霧せいな」だったり、インスタに本人が選んでアップする「早霧せいな」だったりするけど、それはひとつの作り上げたアイドル(偶像)であって、でも目の前にいるのは生の人間なんだ、1人の職業人なんだ、ということを一瞬で考えていたら、何も言えなくなりました(馬鹿)

 

この数秒でこんなに緊張してちゃんと見られないなら、私は客席からじっくり3時間眺めてるほうがいいかもしれないな…などと思った。

シークレットスプレンダーのDVD早く買わないと…

そして写真集見よう


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カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-/BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る- (2018 月組)

公式からコピペしてきたんだけどタイトル長いっすね

 
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始めて見る月組さんだった!

珠城さんには若手の抜擢とか優し気な丸顔のイメージを持ってたんだけど、声が大人っぽくて意表をつかれた。

ビジュアル系美弥のビジュアルが、数年前は苦手だったのに今はかっこよくてしょうがない。

それと愛希さんの安定感!

コンビニバイトの女の子が銀橋渡ることなんてほとんどないと思うんだけど、そのギャップを埋めるトップさんやなあというオーラだった。

 

 

宝塚で現代日本ものやるなんて珍しいよなーと思っていたけど、本当に稀なことっぽいね。

でもサラリーマンの転勤、そしてバレエ団という題材でストーリーとしても面白かったし、タカラジェンヌもカンパニーとしてそういう風に考えたりするのかなあという点でも面白かった。

「新解釈 白鳥の湖」はそれはそれで一本として観たかったなあ…。高野さん(美弥さん)見たかった。

バーバリアンのメンバーがリフトしたときに指が肋骨に食い込んで…というシーンは、本当に舞台中に事故ったかと思うぐらい、早乙女さんの演技がすごかった。一瞬崩れたところも、建て直して本番だから死ぬ気で頑張ってますというところも。

(早乙女さん退団公演か…)

 

ところで有明製薬の高野さんが出てる「パワー・ウィング」のポスター、ダサすぎませんかね?

ロビーで最初に見たとき、宝塚歌劇団がこんなにダサい印刷物を!?ってなった。

作品中の飲み物を実際に出すのは大好きなんだけど。

 

 

BADDYは上田久美子先生作品ということでとっても楽しみだった。

もう設定からぶっ飛んでて最高だし、グッディかわいいし、バッディ登場の宇宙服みたなのもかわいいし、それぞれのキャラの衣装も素敵。

宇宙人が終始宇宙人なのはネタバレで知ってたんだけど、ラストの浮きようが半端なかった…

「悪いことがしたい いい子でいたい」の曲が離れない!美弥さんかっこいい!髪伸ばしてパーマかけてチャラ男になろうかと思った(似合わない)

頭から終わりまで、「ショーの定型にははまらないぞ」と上田先生が主張し続けてるかのような作品でした。ていうか普通に一幕分の芝居じゃない?

 

 

次の月組エリザベートは絶対に観たい公演の1つ。

愛希さん退団だからチケ難なのはわかってるけど…愛希さんシシィ絶対に観たい…

トート、フランツについては、美弥さんトートぴったりじゃない?珠城さんフランツぴったりじゃない?って思ったし、同意してくれる人は他にもいると思うんだけど、まあそこが逆転するはずもなく。

あるいはぴったりなままに配役しても面白くないのかもしれないね。

発表された画像を拝見したけど、あまり怖い感じのしないトートで、髪色が素敵!本番が楽しみです。

(このエリザ画像といい、ポーの写真といい、Chagoonさんの写真好きかもしれない)

 

ロザンのトーク(2018 ルミネtheよしもと)

ロザンについてはこのブログが詳しく、愛に溢れすぎているのでぜひ読んでほしい

 
人生に行き詰まったアラサーがロザンというお笑い芸人に出会って救われた話 - 桐ノ院整体院

 

長いけど、ロザンのコンビ愛と筆者のロザン愛が伝わりすぎてニヤニヤできる

あと文章がうまいんだと思う

 

実はTwitterで話題になったこのブログを読むまであまりロザンのことを意識していなかった

当たり前にいるコンビで、宇治原はクイズ出てて、あれっ最近見てへんかもな?(関東に来たせいや)

 

でも件のブログを読んで、そうそうそう!菅ちゃんってめっちゃかわいいんやで!と思い出した

東の人間は知らんかもしれんけどな!ロザンは宇治原だけちゃうんやで!菅ちゃんがおってな!かわいいんやで!!

なお「高学歴コンビ」には疑問を持っている。大阪府立大中退ってな、菅ちゃんそれ高卒やで。

 

それで、なんとなくTwitterを見ていたら、「ロザンのトーク」の告知を見た。

新宿行けるやん。チケットまだ余っとるやん。2500円、安っ!?

まさかロザンを生で観られることになろうとは。しかも会場のキャパが小さく、後ろの方の列だったけどそれでも近い

(値段といい会場といい、宝塚に慣らされすぎている)

 

ほんで、地元の友人が乗ってくれたので行ってきた。

菅ちゃんかわいい!と思ってたけど、それ以上に宇治原に共感して、好きの比率が宇治原にぐーんと傾いた2時間だった。(でも喫煙者と知ってちょびっとだけ下がった)

人前で泣けへん話とか。子ども苦手な話とか。

 

トークライブってええなー

こういう話しよとか、この話題から始めてこう繋げていことか、多分たくさん打ち合わせされてるんやろけど、なんやスムーズに引き込まれてあれやこれやと話してくれて、全部笑かしてくれるという技術力、に気づかない自然さ

そして要所要所にコンビ愛を感じる。菅ちゃんの「宇治原さんにこの話したかってん」と宇治原の「組んでてよかった…」「俺には菅がおるねん」とか。

いやー面白かった。テレビにつっこむように、ウケながら普通にしゃべりそうになってあぶなかった。

 

あと件のブログで知ったんやけど、芸人のDVDってレンタルしとんねんな。最高やない?(ミュージカルDVDのレンタルのなさよ)

次のトークライブまでとりあえずTSUTAYAに通います。次もゆくぞ。

 

ポーの一族 2回目(2018 花組)

当日券ゲットで2回目。

以外と細部を忘れていて、ポーの一族って以外と昔は多かったんだなーとか思い返しつつ観られた。

見返すとやはりエドガーの気持ちが濃く見えてくるというか...まあオペラグラスはほぼ柚香さんを追ってたんですけど

 

柚香さん回のカフェブレイクで、セリフと振りを1部変えたと言っていたけど、そこがわからなくて残念。

銀橋からメリーベル!って駆け寄るシーンではこけてなかったので、1回目観たときにこけたのはアクシデントだったのかな

全然不自然に見えないのがすごい。

 

 

あとはもう仙名さんの歌に限界がない...華優希さんかわいい...音くり寿さんもかわいい...ギムナジウムの流行歌ヴァンパネラ楽しそう...という眼福の連続

あとやっぱり花男群舞!

 

いやー...終わっちゃったんだなあ

いつもはDVDしか買わないけどブルーレイ買います

スターアングルを見たい!

 


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そして、原作を読んだ。

あの台詞、あの歌詞、ほんとうに原作通りで、顔もそっくりで、びっくりした。

特にマーゴットの再現度!

マーゴットのレイチェル・トワイライトに対する「40のおばちゃんが化粧なんかして(うろ覚え)」はカットされていて笑ってしまった。

「先生が来る日はお化粧して待ってるんだって」みたいな台詞はあった気がするけど(ジェインも言ってたかな)

 

 

ポー、再演はあるんだろうか。

一度きりにするにはあまりにもったい、でも初演を越えられるのか、という気持ち。

ベルバラのアンドレ編、オスカル編、みたいに使ってないエピソードも観たい。リデル人形とか!

キュリオス(2018 シルク・ドゥ・ソレイユ )

奇しくもカナダ公演で死者が出た日にお台場で、初めてのシルク・ドゥ・ソレイユ

確かに失敗したら死ぬだろうなというか、下手したら観客も巻き込みかねない大技ばかりで、そのうち何がすごい技かわからなくなるほどだった!

そういう技を練習する力、もうなんか、体力というより精神力がすごいんだと思う

 

 

よく考えると片手でひもにぶらさがってるだけのことも普通の人にはできないんだよな...とか

基本的には言葉がないので、外国で見るのも面白そうだと思った。

ブロードウェイで本場のミュージカルとか憧れるけど、知ってる演目じゃないとついていけなさそうさから、そういうハードルがないのはすごい。

 

一度は見てみたかったので満足!

パンフレットも読みごたえあって印刷も綺麗だった



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マタ・ハリ(2018 東京国際フォーラム)

 ラドゥー:加藤和樹 / アルマン:東啓介 / ピエール:百名ヒロキ

の回。

 

ストーリーも、役者ももちろんだけど、演出ってすごい、と思った舞台だった。

物語がいまフランスなのかドイツなのか、建物の中か外かというのを、無粋なことは言わず、さりげなく表せるのってすごい。

そういう映画とは違うところも好きだなあ

 

 

ピエールが弱気になるシーンでは、人間こうやって洗脳されるのか...というのが見事すぎて、前向きなパワーを持ったかっこよさと、その実態は戦争なんだぞ、死ににいくんだぞ、という乖離がすごい。

 

 

柚希さんのダンスは体が綺麗すぎて、いやーポーズすごいー筋肉どうなってんのーってなりました。すっかり女なのね…(って何回も言ってる)

でも朝日を見るシーンで髪おろしてるときにちょっと真矢みきさんっぽさを感じて、男役顔の共通点なのかしらと思ったり。

 そしてマタ・ハリを支えるアンナのやさしさよ…

誰かと思ったら和音美桜さんでしたね。帝劇レディ・ベスのアン・ブーリン以来。(モーツァルト!でも観たかったんだけど、チケットとれず…)

 

 

 

帰り際、ラドゥー派かアルマン派か?という会話が聞こえてきたんだけど、私はラドゥー派です(小声)

 
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うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA(2018 星組 中日劇場)


行ってきました名古屋。

・長いこと星組見てなかったし

中日劇場閉まっちゃうっていうし

・長期休暇じゃなくても旅行してみたかったし

会社帰りにその足で旅行いくのめっちゃ楽しいな!

 

 

うたかたの恋エリザベートにも出てくるルドルフが主人公なので、「史実」が本筋とすると、どちらの作品もスピンオフみたいな感じで楽しめた。

紅さんの白い軍服が似合うことよ…

綺咲さんのお人形みたいな顔立ちがマリー・ヴェッツェラのまっすぐさに似合うことよ…

私も追っ手に囲まれて彼氏と心中するときは白いシーツに赤バラをまかなければと思った(?)

あと、舞踏会シーンで後ろの方の黒燕尾に黄緑のたすきをかけた男役さんがめっちゃ好みの顔立ちで、多分オーム・シャンティ…のときにかっこいい!って思った人と同一だと思うんだけど、相変わらずパンフを見ると誰だかわからなくなってしまった。

 

歴史的に存在した人物はエリザベートにもうたかたにも出演するわけだけど、それぞれのキャラの描かれ方はちょっと面白かった。

フランツ、「宮廷でただ一人の男」と言われた母上の言いなりみたいだったのに、しっかり国のことを己で考えるようになりましたね。それがルドルフを追い詰めたわけだが…というかルドルフの考え方の方がよかった説あるらしいが…

シシィ、エリザベートの時よりもしっかり公務をこなしてるみたい。マリーに「私は良い母親ではなかった」「留守がちで」と言っていたから、どちらも本当なんだろうけど。

スターレイ夫人、そうやっていつもシシィの後ろについていて、舞踏会にも精神病院にも、ルキーニに刺される時も一緒にいたのね。

 

ルドルフの革命的な動きがバレてシシィに話したとき、エリザベートでは「陛下には話せない あなたはもう大人」と完全にシャットアウトしていたが、うたかたではルドルフの味方らしい面が見られて、エリザベートでもこうだったらよかったのに、と思った。

あ、この回のアドリブは「これ(1列目のお客さん)が60周年を迎えます名古屋テレビ塔の肖像でございます」「わたくしロシェックがラシックをまーーーっすぐ通りまして」(うろ覚え)みたいな感じでした!

 

 

ブーケ・ド…の方は、凪七さんの格好良さがよくわかった!

もしかして拝見するのはじめてかもしれない。

丸顔でかわいらしげなイメージだったけど、ステージではバッチバチにキザった瞬間を見られて、この人をオペラグラスで追っててよかった…と思った。

紅さんは相変わらず娘役を侍らせて踊るのが似合う。女たらしめ。

客席降りのあと、舞台に戻ろうとしたら客席?に衣装の裾が引っ掛かるというアクシデントがあったけど、悠々と解決してタイミング間にあわせ、去り際に客席いじっていった紅さんさすがでした。

そしてなんとなく、壱城あずささんはもういないんだな…と思ってしまった。

 

 
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甘い考えでひつまぶしを食べた腹ごなしに名古屋駅から歩いて向かったんですが、めーっちゃ遠かったです。