スロウハイツの神様(2017 キャラメルボックス)
原作は前から知っていて、でもちょっと「辛い」イメージを持っていた小説。
それはたぶん、主人公の赤羽環やチヨダコーキと比べて芽がでない、狩野や正義やすーに感情移入してたからだと思う。
ちなみに好きなキャラは黒木さん。
クリエイターではなく、クリエイターを見つけ出しプロデュースする敏腕編集者、そして食えないキャラなところが好きでした。
そんな作品が舞台化するのを知ったのが、SKIPを見たとき。ちょっと迷ったけど、これはチケットとるしかない
ということで、行ってきました。
以下ネタバレあり
文庫にして2冊分の物語をどうやって舞台にする?というのはたぶん皆思ったことで、解決法は「環とコーキに絞った物語にする」ということだった!
あのキャラおらんやんとか、あの話も消えちゃうのかとかはもちろんあるけど、環に関してのエピソードは全部丁寧に残してあって、舞台になった分、人が目の前で動く分、グッとくる感じが増してた。
環は思ったより声が高かった
莉々亜は思ったより毒々しかった
コーキは思ったよりすらすら喋ってた
そういう想像と違うところもあって面白かった!
帰りはサンシャインでケーキ食べてアンケート書きました