ナイツテイル-騎士物語- (2018 帝国劇場)
先輩がチケット譲ってくださった~やった~
そういえば帝国劇場リニューアルして初めて行った。絨毯ふっかふかだった。
当初は堂本光一を見るぞ!と思っていたんだけども
堂本光一&井上芳雄も、島田歌穂&音月桂&上白石萌音もよかった~~~~
堂本さん顔ちっさ!若く見える!と思った。パラモン(井上さん)と比べると弟分っぽい(態度的には兄も弟もないところもいい)
時々「背低い方」いじりをされてて面白かった
井上さんは歌が綺麗で、堂本さんの声と合わせてるのが素晴らしかった。
アンサンブル含め全員で歌ってる時よりも、二人で歌ってる方が馴染んでる感じ。
島田歌穂さんは気品!赤いドレスと特徴的なポニーテールが綺麗。
音月桂さんは素で美人、肌綺麗そう。元トップさん...スタイルいい...堂本さんより背高いんやなあ
上白石さんが今回の大発見で。
僭越ながら唯一似てると言われたことあるのが上白石萌音なんですけど、我ながらちょっとわかる。
声が綺麗だしアーサイトがいなくなって呆けてるところもよかったし。
(音月さんと上白石さん、同年代の幼馴染みには見えないけれども...)
中盤からパラモンアーサイトどっちが死ぬ!?って話ばっかりしてるけど、ハッピーエンドで良かった!!
井上さんと上白石さん結構な年の差に見えるけど
帝国劇場だからよくて悲恋(ex.レディー・ベス)、誰か死ぬかと(ex.ミス・サイゴン、1789、エリザベート)思った
次はマリーアントワネット、楽しみだな~
Killer Rouge(2018 星組)
遠くのトップスターより近くの下級生スター(2回目)
なんとなく2つにわけました。
余談だけど、私舞台で一番好きなのってカーテンコール。
最後にみんなが今日もやりきったぞーってキメ顔で出てくるの最高だし、ミュージカルだと特にカテコ用のノリに編曲された曲でウキウキしてるのが好き。
エリザベートなんか劇中とカテコで曲の温度差すごいし、黒天使がニコニコして出てくるのがすごくいいと思う。
そういうわけで、一幕が終わったあとに「まだショーがあるし、カテコもある」って思える二部構成はすごく私にとってお得なんですよね。
特に今回みたいに楽しみなショーだと!
キラールージュだって!紅さんめっちゃ推されてるやんってタイトルだし、一幕で紅さんの星組いいなって思ったあとだとよりピッタリ。
と、言いつつ、またしても花道と下手ばかり見てたんで、アレなんですけど。
紅さんも礼さんも遠かったんだもの...そのぶん銀橋に出てくるところはまじまじと見ました!
礼さんの編み込みかっこよかったなー
カフェブレで編み込みっぱなしって言ってましたね。地毛とエクステの編み込み??
花道に注目してただけあって、何人も目があって(と本人は思っている)、パッと笑かけてくれた(と本人は思っている)
お顔と名前が一致してなくて申し訳ないぐらい、ファンになっちゃうダンスと笑顔でした...あなたは誰...
客席降りでは4-5人とタッチできて、手がひんやりしてた...良い香りしてた...という月並みな感想しかないです。スターさんから手を伸ばしてくれたのも嬉しさです。
というかみんな、パンフの写真よりしゅっとして見えるね!?
パンフの燕尾は襟がつまってるから?撮影当時のメイクが今よりも下手だから?
(研一さんのメイク、上級生に比べるとやっぱり下手に見えて、ここから成長するんだなーと思った)
意外とステージから客席見えてると聞くので、今日なんかめっちゃニコニコしてた客いたな?って思われたらちょっといいなと思ったのでした。
ANOTHER WORLD(2018 星組)
遠くのトップスターより近くの下級生スター
1階席4列目最下手でしたの。
仕事が辛かったので奮発してS席を取ったけど、ちょっと運を使いすぎた!
最下手ってことは花道に対して最前列で、銀橋中央はちょっと見えにくいけど、銀橋と舞台の継ぎ目で全員を見られるおいしいポジション。
そんなわけでいつもは中心人物ばかり見てるけど、舞台端に来てくれるスターさんに注目できた贅沢な公演だった。(できれば一回目に2階席からみたかったな)
それにしても『あの世』は紅さんと礼さんの絶妙な間が気持ちいい!
綺麗だなーってぽーっと見てると話に置いていかれそうで、耳にも集中しつつ、中央をオペラで追いつつ、はしっこの人を見つつ...で忙しい。
いとはん(綺咲さん)のおっとりしつつ天然なところだけ少し間の取り方が違う感じで、そこに康次郎さん(紅さん)は惚れるのかなあとか。
それで喜六さん(七海さん)かわいいことよねー
康次郎さんの後ろでぱたぱた跳ねてて...ああもっかい見たい
花道の鬼さんを見てたら、みんなメイク違うなーってわかったのも楽しかった。
タカラジェンヌは自分に合うメイクを研究するというけど、鬼メイクも守備範囲(にさせられる)という。すごい。
ところでgraphのサイドショット(?)が好きなんだけど、今回は逆に、袖にはけていくところが見られまして。
キャラとして舞台袖にひっこむとき、どんな気持ちで何を見てるんでしょう。
1階席にはこんなスポットがあるなんて知らなかった...
写真取りたかったけど相手もおらず、自撮りもできないぼっち参戦でしたとさ
SHOW STOPPERS! (2018 東京国際フォーラム)
ミュージカルで見るキャラもいいけど、「本人」としてニコニコ歌い踊ってるのもいいなー!
上級生のOGの方はあまりわからない方が多くて、壮さんと妃海さんばっかり見ていたけど
爽やかさクールなイメージの壮さんがニコニコしてるの始めてぐらいに見たし(前に見たの魔都夜曲と宝塚版相棒なせい)、妃海さんは目キラッキラでファンでありプロであるっていうのがめちゃくちゃ可愛かった。
関係ないけど、
タカラジェンヌとか俳優さんとかは基本的にさん付けで呼ぼうと考えていて、それは私は仲良しじゃないぞ!向こうは尊敬するすごい人なんだぞ!というのがあるからなんだけど、妃海さんは風ちゃんって呼びたくなる魅力がある、と思う
あとゲストの大和悠河さんを見て、宝塚OGってやっぱ外れがないんだな!と思った
正直大和さんは退団後の女っぽい姿しか知らなくて、あまり好みのタイプのジェンヌさんではないんだけど、
好きじゃない=ヘタ、では絶対にない。
好みではないけど、うまいしすごい。
さすが宝塚...さすがトップスター...と思った。
グッズにあった傘の名前が「レインストッパー」なのうまいと思うからみんなもっと言ったげて!とトークショーの傘の宣伝聞きながら思ったのでした
Woman of the year (2018 赤坂ACTシアター)
退団後初主演、おめでとうございます!
早霧さんは大好きだけどテスには言いたいことがある、そんな舞台だった。
サム、お前もだぞ!
テスの「わたし女よ」の歌でも思ったけど、「女だけど男の趣味に混ざれる」とか「女だけどできる」「女だけど仲間」とか、私からすると意識しすぎ、と思う。
「女だけど〇〇ができる」じゃなくて「〇〇が好きなテス」がいるだけじゃないかと。
サムとの結婚生活にしても、自分は忙しい、分刻みのスケジュールですごい仕事をしてる、というのが前面に出過ぎていて、あれはサムに同情した。
でもどちらも、あの時代に(知らんけど)珍しい活躍の仕方をしている、という背景のせいなんだろうなと。
おそらく周囲からもそう思われているの以上に、テスが一番「女だてらに」と意識しているんじゃないかと。
(女だてら、って向田邦子のエッセイでしか読んだことない気がするぞ)
テスにもサムにもバランスとれや!って思っちゃうけど、それはバランスとってる例をたくさん知ってる今だから思い付けることであって、サムが「俺の居場所をちょっと残しておいてくれたらいい」ってわかったのは大発見なんだと思う。
と、テスに言いたいことはたくさんあるけど、ラブコメディーというだけあって力の抜きどころ、笑いどころがたくさんあって楽しかった。
ちょうどOA日だった世界ふしぎ発見ネタとか、ルパン三世とかアドリブっぽいのもたくさんあったな。
早霧さんの歌声は健在で、低い歌も高い歌も聞けたし、ダンスも見られたし、リフトもされてたしいろんな面が見られたのも嬉しかった。
秘書氏かっこよい......
1789~バスティーユの恋人たち~ (2018 帝国劇場)
完全にさぼっておりましたが、
龍真咲さんと夢咲ねねさんと上原理生さんと小池徹平を観てきたぞー!
(小池徹平だけ呼び捨て)(WaTのイメージが未だに強い)
ストーリーもキャストも見所が多すぎて忙しかったけども、前の席の頭で舞台の真ん中が全く見えない...帝劇一階席あるあるにやられた
ロビーとか改修するそうだけど、それよりもうちょっと客席に傾斜つけてくれないかな?
建て替えるにはもったいない建物だけど!
冒頭から、覚えてることだけ
・ダントン(上原理生)の妹ねーふーんと思っていたら、歌を聴いて、あっこれただの妹じゃない、主要キャラだって気づいた。ソニンさんでした納得。
・上原理生さんの眉毛濃すぎイケメンオーラ出過ぎであんまり得意じゃないと思いつつ好きなんだけど、やっぱり安定感すごい。もし他のキャスト知らない人ばっかりでも、上原がいるなら安心感あると思えそうなほど。
・龍さん昔からドレス着てますが何か、という馴染み具合。なんだか木村カエラ思い出した。
・ねねンプと小池ロナンかわいい
・マリーアントワネットがオランプをいびらなくて安心した
・舞台奥の吊られてる壁って乗れるんですね
・そのあとあっさり殺されるロナン、小池先生の無慈悲さ
・シャルロットかわいー
・アルトワ伯かっこよい
・則松さんの何だか目をひく感じ!
・公式インスタが豪華
則松さん、早くから抜擢されて(その頃のことはよく知らないが)よく思わない人がいたことは、文脈が悪すぎたんだろうなあと思う。
結果として退団して本名に変えて、「元宝塚」色を出さずに活躍しているということは、どこにいてもやっぱり優秀な方なんだろうな。
それは置いといて。
観ながら、いまこんなに政治に対して行動を起こすことがあるだろうか?と思ったけど、数日後にwikipediaで学生運動の記事を読んでいて、うーん内ゲバになっちゃうんだもんなーと思ったりした。
ロナンとダントンも仲間割れしかけていたけど、最終的にひとつの目的に向かってまとまれたのは彼らの人柄(あるいはご都合主義)であって、根本は解決しないんだろうなあ