観劇日記

だいたいタカラヅカ。ときどきその他。

ロザンのトーク(2018 ルミネtheよしもと)

ロザンについてはこのブログが詳しく、愛に溢れすぎているのでぜひ読んでほしい

 
人生に行き詰まったアラサーがロザンというお笑い芸人に出会って救われた話 - 桐ノ院整体院

 

長いけど、ロザンのコンビ愛と筆者のロザン愛が伝わりすぎてニヤニヤできる

あと文章がうまいんだと思う

 

実はTwitterで話題になったこのブログを読むまであまりロザンのことを意識していなかった

当たり前にいるコンビで、宇治原はクイズ出てて、あれっ最近見てへんかもな?(関東に来たせいや)

 

でも件のブログを読んで、そうそうそう!菅ちゃんってめっちゃかわいいんやで!と思い出した

東の人間は知らんかもしれんけどな!ロザンは宇治原だけちゃうんやで!菅ちゃんがおってな!かわいいんやで!!

なお「高学歴コンビ」には疑問を持っている。大阪府立大中退ってな、菅ちゃんそれ高卒やで。

 

それで、なんとなくTwitterを見ていたら、「ロザンのトーク」の告知を見た。

新宿行けるやん。チケットまだ余っとるやん。2500円、安っ!?

まさかロザンを生で観られることになろうとは。しかも会場のキャパが小さく、後ろの方の列だったけどそれでも近い

(値段といい会場といい、宝塚に慣らされすぎている)

 

ほんで、地元の友人が乗ってくれたので行ってきた。

菅ちゃんかわいい!と思ってたけど、それ以上に宇治原に共感して、好きの比率が宇治原にぐーんと傾いた2時間だった。(でも喫煙者と知ってちょびっとだけ下がった)

人前で泣けへん話とか。子ども苦手な話とか。

 

トークライブってええなー

こういう話しよとか、この話題から始めてこう繋げていことか、多分たくさん打ち合わせされてるんやろけど、なんやスムーズに引き込まれてあれやこれやと話してくれて、全部笑かしてくれるという技術力、に気づかない自然さ

そして要所要所にコンビ愛を感じる。菅ちゃんの「宇治原さんにこの話したかってん」と宇治原の「組んでてよかった…」「俺には菅がおるねん」とか。

いやー面白かった。テレビにつっこむように、ウケながら普通にしゃべりそうになってあぶなかった。

 

あと件のブログで知ったんやけど、芸人のDVDってレンタルしとんねんな。最高やない?(ミュージカルDVDのレンタルのなさよ)

次のトークライブまでとりあえずTSUTAYAに通います。次もゆくぞ。

 

ポーの一族 2回目(2018 花組)

当日券ゲットで2回目。

以外と細部を忘れていて、ポーの一族って以外と昔は多かったんだなーとか思い返しつつ観られた。

見返すとやはりエドガーの気持ちが濃く見えてくるというか...まあオペラグラスはほぼ柚香さんを追ってたんですけど

 

柚香さん回のカフェブレイクで、セリフと振りを1部変えたと言っていたけど、そこがわからなくて残念。

銀橋からメリーベル!って駆け寄るシーンではこけてなかったので、1回目観たときにこけたのはアクシデントだったのかな

全然不自然に見えないのがすごい。

 

 

あとはもう仙名さんの歌に限界がない...華優希さんかわいい...音くり寿さんもかわいい...ギムナジウムの流行歌ヴァンパネラ楽しそう...という眼福の連続

あとやっぱり花男群舞!

 

いやー...終わっちゃったんだなあ

いつもはDVDしか買わないけどブルーレイ買います

スターアングルを見たい!

 


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そして、原作を読んだ。

あの台詞、あの歌詞、ほんとうに原作通りで、顔もそっくりで、びっくりした。

特にマーゴットの再現度!

マーゴットのレイチェル・トワイライトに対する「40のおばちゃんが化粧なんかして(うろ覚え)」はカットされていて笑ってしまった。

「先生が来る日はお化粧して待ってるんだって」みたいな台詞はあった気がするけど(ジェインも言ってたかな)

 

 

ポー、再演はあるんだろうか。

一度きりにするにはあまりにもったい、でも初演を越えられるのか、という気持ち。

ベルバラのアンドレ編、オスカル編、みたいに使ってないエピソードも観たい。リデル人形とか!

キュリオス(2018 シルク・ドゥ・ソレイユ )

奇しくもカナダ公演で死者が出た日にお台場で、初めてのシルク・ドゥ・ソレイユ

確かに失敗したら死ぬだろうなというか、下手したら観客も巻き込みかねない大技ばかりで、そのうち何がすごい技かわからなくなるほどだった!

そういう技を練習する力、もうなんか、体力というより精神力がすごいんだと思う

 

 

よく考えると片手でひもにぶらさがってるだけのことも普通の人にはできないんだよな...とか

基本的には言葉がないので、外国で見るのも面白そうだと思った。

ブロードウェイで本場のミュージカルとか憧れるけど、知ってる演目じゃないとついていけなさそうさから、そういうハードルがないのはすごい。

 

一度は見てみたかったので満足!

パンフレットも読みごたえあって印刷も綺麗だった



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マタ・ハリ(2018 東京国際フォーラム)

 ラドゥー:加藤和樹 / アルマン:東啓介 / ピエール:百名ヒロキ

の回。

 

ストーリーも、役者ももちろんだけど、演出ってすごい、と思った舞台だった。

物語がいまフランスなのかドイツなのか、建物の中か外かというのを、無粋なことは言わず、さりげなく表せるのってすごい。

そういう映画とは違うところも好きだなあ

 

 

ピエールが弱気になるシーンでは、人間こうやって洗脳されるのか...というのが見事すぎて、前向きなパワーを持ったかっこよさと、その実態は戦争なんだぞ、死ににいくんだぞ、という乖離がすごい。

 

 

柚希さんのダンスは体が綺麗すぎて、いやーポーズすごいー筋肉どうなってんのーってなりました。すっかり女なのね…(って何回も言ってる)

でも朝日を見るシーンで髪おろしてるときにちょっと真矢みきさんっぽさを感じて、男役顔の共通点なのかしらと思ったり。

 そしてマタ・ハリを支えるアンナのやさしさよ…

誰かと思ったら和音美桜さんでしたね。帝劇レディ・ベスのアン・ブーリン以来。(モーツァルト!でも観たかったんだけど、チケットとれず…)

 

 

 

帰り際、ラドゥー派かアルマン派か?という会話が聞こえてきたんだけど、私はラドゥー派です(小声)

 
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うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA(2018 星組 中日劇場)


行ってきました名古屋。

・長いこと星組見てなかったし

中日劇場閉まっちゃうっていうし

・長期休暇じゃなくても旅行してみたかったし

会社帰りにその足で旅行いくのめっちゃ楽しいな!

 

 

うたかたの恋エリザベートにも出てくるルドルフが主人公なので、「史実」が本筋とすると、どちらの作品もスピンオフみたいな感じで楽しめた。

紅さんの白い軍服が似合うことよ…

綺咲さんのお人形みたいな顔立ちがマリー・ヴェッツェラのまっすぐさに似合うことよ…

私も追っ手に囲まれて彼氏と心中するときは白いシーツに赤バラをまかなければと思った(?)

あと、舞踏会シーンで後ろの方の黒燕尾に黄緑のたすきをかけた男役さんがめっちゃ好みの顔立ちで、多分オーム・シャンティ…のときにかっこいい!って思った人と同一だと思うんだけど、相変わらずパンフを見ると誰だかわからなくなってしまった。

 

歴史的に存在した人物はエリザベートにもうたかたにも出演するわけだけど、それぞれのキャラの描かれ方はちょっと面白かった。

フランツ、「宮廷でただ一人の男」と言われた母上の言いなりみたいだったのに、しっかり国のことを己で考えるようになりましたね。それがルドルフを追い詰めたわけだが…というかルドルフの考え方の方がよかった説あるらしいが…

シシィ、エリザベートの時よりもしっかり公務をこなしてるみたい。マリーに「私は良い母親ではなかった」「留守がちで」と言っていたから、どちらも本当なんだろうけど。

スターレイ夫人、そうやっていつもシシィの後ろについていて、舞踏会にも精神病院にも、ルキーニに刺される時も一緒にいたのね。

 

ルドルフの革命的な動きがバレてシシィに話したとき、エリザベートでは「陛下には話せない あなたはもう大人」と完全にシャットアウトしていたが、うたかたではルドルフの味方らしい面が見られて、エリザベートでもこうだったらよかったのに、と思った。

あ、この回のアドリブは「これ(1列目のお客さん)が60周年を迎えます名古屋テレビ塔の肖像でございます」「わたくしロシェックがラシックをまーーーっすぐ通りまして」(うろ覚え)みたいな感じでした!

 

 

ブーケ・ド…の方は、凪七さんの格好良さがよくわかった!

もしかして拝見するのはじめてかもしれない。

丸顔でかわいらしげなイメージだったけど、ステージではバッチバチにキザった瞬間を見られて、この人をオペラグラスで追っててよかった…と思った。

紅さんは相変わらず娘役を侍らせて踊るのが似合う。女たらしめ。

客席降りのあと、舞台に戻ろうとしたら客席?に衣装の裾が引っ掛かるというアクシデントがあったけど、悠々と解決してタイミング間にあわせ、去り際に客席いじっていった紅さんさすがでした。

そしてなんとなく、壱城あずささんはもういないんだな…と思ってしまった。

 

 
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甘い考えでひつまぶしを食べた腹ごなしに名古屋駅から歩いて向かったんですが、めーっちゃ遠かったです。

 

ポーの一族(2018花組)

諸事情...で久しぶりに宝塚大劇場にいきました。

話題の「ポーの一族

小池先生万歳!花男万歳!

 

明日海さんと柚香さんが大好きだし、エドガーとアランも大好き。

シーラ、メリーベル、イケメン医師......

 

元々柚香さんのことは好きだったんだけど、今回でさらに好きになった。二番手おめでとう...羽根も背負ってほしい...

ミーアンドマイガールのジャッキー、金色の砂漠のテオドロス、KITTEトークショーの柚香さん...

 

正直、芹香さんには花組でトップになってほしい気持ちがあり、宙組への異動&柚香さん格上げにわお!という気持ちもあったのだけど、宙組エストサイドストーリーの真風&芹香を見ていいなって思い、ポーの明日海&柚香もいいなって思ったので、ああ私得だなあ

 

雪華抄の鷹と鷲のシーンもそうだけど、明日海さんと柚香さんのああいう関係って本当にいいですね

エドガーとアランは明日海&芹香じゃないよなっていうのはわかるし、逆にギィとジャー(金色の砂漠)は明日海&芹香でよかった。

 

フィナーレは花男が開放的にキザりまくってた。

一番開放されたのはお祖母さん役だった高翔さんなのでは笑

そして柚香さんの「来いよ」の合図!

日舞台映像に入ってるあたり公式も狙ってる。

デュエットダンスは仙名さんの噂通りのドレス捌きが美しかった。ドレス捌きって、単にもたつかないということではなく、ドレスを綺麗に動かすことまで含めてダンスの完成形とするってことなんだなと思わされました。

 

 

この公園を宝塚で見られたことに感謝します

東京でも、Blu-rayでも追いかけます。

 


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柚香さんが銀橋から舞台へメリーベル!って駆け寄るシーンで膝からスコーンと転けたのは、演技なのかマジなのか...?

 

WEST SIDE STORY(2018宙組 東京国際フォーラム)

新年初宝塚はウエストサイドでした。

と長いこと書いていなかったのは、さぼっていたわけではなく、、、

御披露目公演なのに結構救われないなあ、と思って...

 

気を取り直して、トップコンビお披露目でもあり、芹香さん宙組お披露目でもありましたね。

真風さんと芹香さん、並ぶと同級生のような二人に見えた。

顔の塗りが濃いぜ

 

ストーリーについてはもう言わずもがなだと思うんだけど(とかいってよく把握していなかったが)、あの、星風まどかさんをあんな酷な目に合わせる必要なくない!?

完全に役と本人を混同して見ているけれど。

星風さん、いままであまり注目していなかったこともあり、若手抜擢!という印象もあり、真風さんのお兄ちゃん感もあり、しばらくは年上彼氏と幸せになってもらいたかったんだけど...

 

はーやりきれないなあ

次は幸せになってほしい

安定の寿組長、すきです

 
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